学び ・ 成長 ・ 発信

ようこそ、国際アカデミーへ。

―日本の、宮城県の、仙台市の、国際アカデミーで出会えるのは不思議な縁です―

日本に来たばかりの皆さんは、殻から出て新しい世界を見た「ひよこ」のよう。
転んだり、怖くて前に踏み出せないこともあるでしょう。

卒業の時には好奇心をエネルギーに次のステップに元気に飛び立てる鳥になれるよう、安心して巣立てる自信をつけるための2年間(4月生)/1年9ヶ月(7月生)。

共に真剣勝負をしましょう。

校 長  阿部 由香

取り組みブログ

「登録日本語教員」登録までに考えた事

本日、「登録日本語教員に登録されました」との通知を受けました。 2024年4月1日から施行された「日本語教育機関認定法」により、認定機関で働く日本語教員は「登録日本語教員」という国家資格を取らなければならなくなりました。但し、現職教員に対しては2029年3月31日まで6つの経過措置ルートができていて、このルート別事項を遂げて「合格証」を取得することで「登録日本語教員」になれます。 私の場合は、「日本語教育能力試験」に合格したのがかなり昔になるため、eラーニングで「講習Ⅰ」「講習Ⅱ」を受けなさいというルートでした。ちなみに費用は「講習Ⅰ(8,800円)」「講習Ⅱ(17,600円)」「日本語教員試験料(試験免除)5,900円」「登録日本語教員登録申請料(4,400円)」合計36,700円でした。お金もかかるなぁ、、日々の業務の他に講習かあ、、、参ったなと初めは思っていましたが、受講してみて本当に良かったと。大学時代、日本語教師になりたくて頑張っていた自分を思い出せたからです。 私が日本語教師養成講座に通っていたのは1993年。当時NHKが何を思ったのか日本語教師養成講座を立ち上げ、何と講師陣にはNAFLの日本語教師養成コース教材を執筆した教授や研究者の先生方が。。。オンデマンドやzoomでの養成講座が主流の今では考えられない錚々たるメンバーの対面授業。野本菊雄先生、金田一秀穂先生、田中望先生、吉川武時先生、水谷信子先生、水谷修先生、高見澤孟先生、王伸子先生、今村和宏先生等。しかもこのコースのアドバイザーとしてクラスをまとめてくれていたのが故 春原憲一郎先生です。当時30代だった春原先生はAOTS(一般社団法人海外産業人材育成協会)でバリバリと授業をやられていて、私達に学習者と触れ合う様々な機会を設定してくださいました。トーキングパートナーとして春原先生のクラスで出会った方達(世界各国の行政機関や会社の管理職)との話の中でよく質問されたのが日本の会社に関する事でした。この経験から、新卒で日本語教師になるのではなく、社会人経験を積む必要があると就職を決め、、、。 等という熱いあの頃の自分を思い出し、ああ、ここでもう1回新鮮な心持で大切なことを学べたなと。実際eラーニングの授業は面白かったです。そして文科省の認可申請作業を進める上での様々な取り組みプランを頑張っていこうと思えた、そんな登録日本語教員登録証を受け取った今日でした。

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