
学び ・ 成長 ・ 発信
ようこそ、国際アカデミーへ。
日本の、宮城県の、仙台市の、国際アカデミーで出会えるのは不思議な縁です
それぞれの目的を持って来日を果たす皆さん
卒業時に自信を付けて日本語学校を巣立てるよう逆算していくと
1日-毎時間の授業を組み立て(皆さんは勉強に取り組む)
地域社会と触れ合う機会を作り、その一員であるという意識を持ってもらう(皆さんは経験し理解し、自分なりの行動を見つめていく)
流れる時間はとても貴重だという事が分かります
しかも入学して1年後には卒業後の進路に向けて様々な準備が始まります
人生の中で、2年間/1年9ヶ月と言えばあっと言う間の時間かもしれませんが
皆さんの将来にとっては、とても中身の濃い時間です
お互い真剣勝負をしましょう
校 長 阿部 由香
取り組みブログ
介護施設での交流会
外国人介護士の需要がどんどん増え、その活躍の幅も広がっている昨今。本校では毎年2-3名の学生が介護士になるために介護専門学校に進学し、就職を果たしています。今春卒業生109名の中からも3名の学生が施設様より内定を頂いた上で、進学を決める事ができました。利用者様には外国人留学生を知って頂く、留学生には介護施設の現場を体験してもらう。そんな機会を作りたいとお話させて頂いたところ、今年も内定を頂いている社会医療法人康陽会様に御快諾頂き、ネパール/ベトナム/スリランカの学生10名が介護保険施設を訪問し、交流する機会に恵まれました。 授業内で練習した歌を2曲披露し、その後はそれぞれのテーブルに分かれておしゃべりしながらの交流タイム。利用者のお年寄りにも色々な性格の方がいらっしゃるように、留学生10名の中にも積極的な学生とそうでない学生がいます。いたはずでした。しかし、交流会では10名全ての学生が通常のクラスでは見せないパワーを発揮し、うまい具合にコミュニケーションを取りながら楽しく朗らかな語らいのひとときを創り出していました。これまで2年間の学習成果として、得るものは大きかったと思います。又、利用者のお年寄りの方々が心から温かく接してくださったことも学生達にとって忘れられない思い出となるでしょう。 会の終了後に「日本のおばあちゃんができた」「もっとお話ししたかった」「近所にこのような施設がたくさんあることを知らなかった」「やはり日本は先進国だと思った」「介護の仕事に興味を持った」「職員の方の仕事ぶりが見事だった」「このような機会を今後も持ちたい」等、学生達から感想が口々に出てきました。この中の1名は康陽会様に就職することが決まっているのですが、気持ちを新たにしたようです。ひときわ輝いていました。 今後も利用者様×留学生の交流会を実施する取り組みを介護施設の方々と共に続けていこうと思います。
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