2024-12-25
ゴミ拾い
数年前まで授業の一環で行っていたゴミ拾い。かなり久しぶりに先日、学校周辺の「ゴミ拾い」活動をしました。最近何度注意しても寮の敷地内にタバコの吸い殻が落ちています。注意するよりも実際にゴミ拾いをして感じ取って欲しいと思いました。一緒に歩いていると学生が口々に「先生、道にゴミがない」と。それに気付いて欲しかったので、まずは第一段階突破。その後は目が慣れて来て、小さいゴミに気が付き始めます。拾い始めると、競争するかのように夢中になってどんどん動いてくれました。拾い終えての感想では「タバコの吸い殻が本当にたくさんあった」が一番。
本校に来る学生の母国(ネパール、バングラデシュ、スリランカ、ベトナム等)に赴いて思うことは、ゴミ捨てや公共美化に対する感覚の大きな違いです。指導はしているものの、彼らはどのぐらいで身に付けてくれるものなのか。先日の区役所での講話の際にも「地域住民から外国人のゴミ出しについて苦情が入る」という話も聞きました。今後は寮のある上杉・清水沼地区を定期的にクラスで持ち回りゴミ拾いをしながら、「こんにちは」等と挨拶をしたり、地域の方とコミュニケーションを取れる機会にもなればいいなと考えています。
今回は私が指示しての実施でしたが、今後は学生主体で動き、反省会など思ったことを言い合ったり確認したり、そんな活動になるよう取り組みたいです。